賃貸不動産オーナー（地主・大家さん）の方

賃貸不動産オーナー様（地主・大家さん）へ

当事務所の代表弁護士は、賃貸不動産オーナー（地主や大家さん）向けの紛争予防、紛争対応に関する助言や代理人業務を得意としております。未払賃料回収や建物明渡しなどの大家さんが直面する典型事案はもちろんのこと、賃貸不動産オーナーが直面する可能性がある様々な事案に幅広く対応しております（特殊な事案の例としては、固定資産税の誤徴収を巡る東京都に対する損害賠償請求訴訟において勝訴判決を獲得した実績等があります）。
以下は、賃貸不動産オーナーが直面する主なトラブル等の例です。事業規模が一定規模以上の場合には、継続的なアドバイスやより迅速な紛争対応を可能とするため、顧問契約の締結もおすすめしております。

未払賃料回収、建物明渡についてのご相談

未払賃料の回収や建物明渡は、大家さんが直面する法的トラブルの代表例といえます。
入居者・テナントの賃料滞納が生じた場合、滞納額が増えれば増えるほど滞納の解消が困難となるばかりか、自主的な退去もできなくなる危険性が高まります。そして、自主的な退去がなされず、裁判手続によって明渡しを行う場合の大家さん側の負担（弁護士費用、強制執行費用等）は小さくありません。
そのため、賃料滞納が発生した場合は、いかに滞納を解消させるか、また滞納の解消が困難な場合にはいかに早期に自主的な退去を促すかということが重要であり、そのような場面におけるアドバイスや代理人としての交渉等を行います。
また、やむなく裁判手続を行う場合には、大家さん側の負担の拡大を防止する観点から代理人として迅速かつ的確な対応を行うとともに、できるだけ多くの未払賃料の回収を目指します。

各種の入居者・テナント対応についてのご相談

入居者・テナントとの関係では、賃料の増額または減額をはじめとした賃貸条件を巡るトラブル、原状回復や修繕を巡るトラブル、敷金返還を巡るトラブルなどがしばしば起こります。
また、ときには入居者の過剰な要求や理不尽な要求（いわゆるクレーマー問題）に悩まされることもあると思います。
そういった入居者・テナントの間の各種のトラブルに関する予防や対応のためのアドバイス、代理人としての交渉、裁判対応などを行います。

各種契約トラブルについてのご相談

不動産賃貸業を行う上で、事業の中核となる賃貸借契約以外にも、不動産仲介や賃貸管理に関する契約、物件の保守管理（メンテナンス）に関する契約、新たな物件新築の場合の建築請負契約やリフォームに関する契約、サブリース契約など各種のさまざまな契約の締結が必要となります。
そして、そういった契約の相手方との間で、契約の履行や解消等を巡るトラブルが生じるケースがあります（たとえば、契約の不履行や建築瑕疵、サブリース契約の解消など）。
そういった契約トラブルを未然に防ぐためのアドバイスや契約締結段階における契約書のチェックを行います。
また、トラブル発生時には、大家さん側をできるだけ有利な解決に導くべく、代理人として交渉や裁判対応などを行います。

近隣トラブルその他についてのご相談

不動産賃貸業は、不動産を対象とする事業であるため、各物件ごとに近隣の住民や不動産所有者らとの間のトラブルのリスクが伴います。代表例としては、境界や私道、通行権を巡るトラブル、日照や騒音（建築騒音、生活音等）などを巡るトラブルなどがありますが、やや特殊な例としては太陽パネルや屋根の反射光を巡るトラブルなどもあります。
こういったトラブルの予防やトラブル発生時のアドバイス、必要に応じて代理人としての交渉や裁判対応などを行います。
その他、大家さんの相続対策や固定資産税等の税務を巡るトラブルのご相談も対応可能です。

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